WordPressでSEO対策を実施する際の重要な10のポイント

SEO対策をWordPress初心者が取り組むにはSEOに最適化されたテーマを利用することや、プラグインの導入や簡単なカスタマイズを行うのがおすすめです。SEOで重要なWordPressの設定や操作方法、カスタマイズの方法や、おすすめのプラグインとWordPressテーマを把握しましょう。また、安心してWordPressを導入できるように導入する際の注意点も理解する必要があります。
参考WordPressプラグインでおすすめする多機能&安心プラグイン12選

SEO対策をWordPressで強化する方法

 WordPressを活用することにより、簡単にコンテンツが管理できるだけではなく効率的なSEO対策も可能です。 WordPressの操作やSEO対策に有効な設定方法について重要なポイントは10個あります。全部実施しなくても10個の中から実行できる対策だけでも行えばSEO対策効果が期待できます。

1-1.ページ間の誘導率を上げるために内部リンクを設置する

ユーザーが興味に合わせて他の記事に移動できるようにコンテンツ同士を内部リンクで繋げたほうがWebサイト内の回遊性は高まり、ユーザーの満足度も向上します。加えて、内部リンクでコンテンツを繋げることはユーザビリティだけではなくSEO対策上のクローラー対策になるといわれています。
クローラーはページ同士のリンクを辿ってWebサイトの全貌をとらえるので、コンテンツ同士が結合している方がクローラーも回遊しやすく、Webサイト、ページを評価しやすくなります。
内部リンクの貼り方には「手動でリンクを設置する」「プラグインを使用する」「WordPressをカスタマイズする」の3つの方法がありますが、サイトの規模感に応じて利用しやすい手法を選択してください。

手動でリンクを設置する

手動でリンクを設置するのはページ数が少ないWebサイトの場合に有効です。また、そもそもWordPressのようなCMSを使用していない場合も手動でリンクを設置しなければなりません。
単純にHTMLをコーディングする際にリンクを設置すれば良いだけなので事前の設定は必要ありません。WordPressのエディターを使えばリンクの設置は簡単にできるのでコーディングの知識もなくても大丈夫でしょう。ただし、大規模なWebサイトになると手間がかかります。

プラグインを使用する

WordPressのプラグインにはユーザーが閲覧している記事に関連するコンテンツをレコメンドする機能を追加できるものもあります。
代表的なプラグインが「Yet Another Related Posts Plugin」で、WordPressに導入することにより、Webサイト内の他の記事をスコアリングしてユーザーが読んでいる記事に関連する記事を自動的にレコメンドしてくれます。
簡単に導入できてメンテナンスもそれなりに簡単で、レコメンドする記事もあらかじめ条件設定さえしていれば自動で選択されるので便利です。ただし、WordPressに負荷がかかり重くなりやすくなるデメリットもあるので必要に応じてWordPressのカスタマイズも検討してください。

WordPressをカスタマイズする

WordPress自体をカスタマイズして、レコメンド機能を追加する方法も考えられます。長期的に大規模なWebサイトを運用するのならば、更新の手間、Webサイトの重さを考慮するとこの方法が一番良いと考えられます。
ただしCSSやPHPを利用して自身でWordPressをカスタマイズできる程度の知識やWordPressのバージョンアップの毎に微調整が必要になります。

1-2.ページごとに独自のタイトル・説明文を表示する

ページ毎に狙っているキーワードを自然に盛り込んだ独自のタイトル、説明文(ディスクリプション)を設定したほうが高いSEO対策効果が期待できます。
ただし、WordPressの初期設定ではディスクリプションを個別に設定できないので、ディスクリプションを設定するためのプラグインを導入しなければなりません。
代表的なプラグインは「All in One SEO Pack」や「Yoast SEO」などでWordPressから簡単に導入できます。
また、有料テーマの中にはプラグインを導入せずとも、ディスクリプションが設定できるようになっているテーマもあります。

1-3.サイトの表示を高速化する

Webサイトの表示速度もSEO対策においては1つの指標になると言われていますが、サイトの高速表示に有効な対策がサーバーの負荷を軽減することです。そして、サーバーの負荷を軽減するためにはキャッシュプラグインを活用して、ユーザー側の端末にキャッシュを残しておくことが有効です。
代表的なキャッシュプラグインとしては「WP Super Cache」「W3 Total Cache」があります。
ただし、キャッシュプラグインは人気記事ランキングを表示する「WordPress Popular Posts」との相性が悪いと言われているのでなるべき併用しない、併用する場合も両方のプラグインが機能しているかテストしてください。
参考重いサイトを軽くする10の方法【コーディング知識が無い初心者向け】

1-4.サイトをGoogleに早く認識してもらえるようにする

Webサイトを更新しても、クローラーが巡回それをインデックスさせなければSEO対策効果は得られません。クローラーがWebサイトの全貌を把握しやすくするためにXMLサイトマップを設置して、Googleサーチコンソールからサイトマップ情報を送信します。
XMLサイトマップを作成するプラグインとしては「Google XML Sitemaps」が有名です。
ちなみに、サーチコンソールを使用すればサイトマップ全体の送信も可能ですが、個別のWebページに対するクローラーの巡回申請も可能です。
参考サイトマップの作り方-クロール促進でSEO効果をアップ

1-5.スマートフォンに対応させる

現代において、大抵のWordPressテーマであればスマートフォンに対応していると考えられますが、念のためスマホに対応しているかチェックした方が良いでしょう。
ちなみにスマホ対応と並んで重要なのがAMP対応です。AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略称でモバイル用のページを高速で表示する技術のことを指します。
SEOだけではなくグーグルディスカバー経由のアクセスを確保しようと思えばAMP対応したWebページは必須となります。
AMPのルールに則ってゼロからコーディングしなくても「AMP」と呼ばれるWebページをAMP化するプラグインを使用すれば簡単にAMP対応ページが作成できます。
参考Google砲(Googleアプリ砲)とは-確認方法とDiscover掲載条件

参考Googleが推奨する雷マークのAMP表示ってどんな仕組み?

1-6.SEO対策に適した記述をする

WordPressに限らずコーディングの際にはクローラーが読みやすいように文章にタグをつけた方が良いでしょう。代表的なタグとして「ヘッダータグ」「引用タグ」「リストタグ」「強調タグ」「altタグ」の5つは使いこなしてください。

ヘッダータグ コンテンツ内の階層を示すタグで<h2><h3>…のように表示されます。あまり階層を深くしないように注意してください。
引用タグ 他サイトなどからの引用部分を明示するタグで<blockquote>のように表示されます。引用部分をきちんと明示していないと、他サイトからの転載として扱われSEO上のペナルティが発生する可能性もあります。
リストタグ 箇条書き部分を明確にするためのタグで<ul><li>などのタグが使用されます。デザインの観点からリストタグを入れずに処理したくなるかもしれませんが、クローラーに文章構造を伝えるためにもリスト部分はリストタグを使って、デザインはCSSで修正した方が良いでしょう。
強調タグ 文章の重要な部分を伝えるためのタグで<strong>タグなどが代表的です。ただし、strongタグはあくまでもSEO対策のためというよりは該当部分を太字にして見やすくするというユーザビリティのためのタグで、相対的にSEO対策効果は低いと言われています。
altタグ 画像などの代替テキストを設定するタグがaltタグです。画像に代替テキストは紐づけられているとクローラーが画像の内容を理解しやすくなるので、Googleの画像検索経由のアクセスが期待できます。また、SEO対策以外にも画像が表示できなかった場合の説明、視覚障がい者向けの補助などのユーザビリティ効果も期待できます。

1-7.低品質なページがペナルティを受けないようにする

低品質なページはペナルティの対象となりえます。ただし、例えば通販サイトで同じ商品についてカラーバリエーション毎に説明文や構成などまったく同じで複数ページ生成しなければならないといった致し方ないケースも存在します。
そういった際に低品質なページがペナルティを受けないようにするためにnoindex設定によってクローラーの巡回を回避したり、canonicalタグを使用してWebページをまとめて低評価リスクを回避したりする手法があります。
これらの設定はプラグインの「All in One SEO Pack」「Yoast SEO」を使用しても設定できます。
参考SEOペナルティの診断・確認方法と解除する方法

1-8.サイト内の構造をわかりやすくする

クローラーがWebサイトを巡回しやすいように、リンクはパーマリンクで設定する、パンくずリストを設定する、WordPressカテゴリを設定することも3種類に注意してください。
参考SEOを考慮したカテゴリ分けの方法-Googleクローラビリティを高める階層構造設計-

パーマリンクの設定

▲パーマリンク
パーマリンクとはPermanent Linkの略で、Webサイトの構成が変わっても固定的にリンクが変わらない設定のことを指します。パーマリンクで設定しておくことにより、カテゴリや内容変更があってもURLが変化しないので、更新に伴っていちいち関連するリンクを変更する必要がなくなります。

パンくずリストの設定

▲パンくずリストとは
パンくずリストとはWebページ上部に「大カテゴリ>小カテゴリ>現在のページ」のように表示されている部分のことを指します。パンくずリストを設定しておくことによりWebサイト内の回遊性が高まりSEO効果が期待できます。
パンくずリストを生成するプラグインとしては「Breadcrumb NavXT」などがあります。

WordPressカテゴリの設定

WordPressでは大量のコンテンツの中からユーザーが自身のニーズごとに最適な記事が選べるようにカテゴリによる分類が可能になっています。
ただし、カテゴリがきれいに整理されていないとユーザーは自身の閲覧したい記事に到達できないので、きちんとカテゴリを整理したうえで、対応するコンテンツを紐づけてください。

1-9.SNSで拡散される仕組みを取り入れる

Webサイト外からの被リンクはSEO対策上評価の対象となります。よって、WordPressにおけるSEO対策でも被リンク対策を考慮しなければなりませんが、SNS用シェアボタン、OGPの設定の2つの手法が考えられます。

SNS用シェアボタン

厳密にはSNSからの被リンク自体にはSEO効果はないとされています。ただし、サイテーション効果やSNSでの拡散が間接的に他サイトからリンクが貼られるきっかけになる可能性もあるのでSNS対策は実施しておいた方が無難だと考えられます。
コンテンツをアップロードする際にSNS用シェアボタンをコーディングしておくことも考えられますが、「WordPress Share Buttons Plugin – AddThis」というプラグインを活用すれば簡単にシェアボタンが作成できます。
また、WordPressテーマの中にはデフォルトでSNSシェアボタンが入っているものもあります。

OGPの設定

OGPとは「Open Graph Protcol」の略称で、SNSでコンテンツをシェアしたときに、SNS側にきちんとコンテンツのタイトルやイメージ画像、詳細説明文などを表示させる技術のことを指します。
WordPressの場合、All in One SEO PackYoast SEOを使用すれば簡単にOGPの設定が可能です。

1-10.コメントのスパム対策をする

スパムコメントはユーザビリティだけではなくサイトの品質が下がることによりSEO的にも悪影響が出ることが考えられます。コメント機能は基本的に無効にしておいたほうが良いでしょう。
どうしてもユーザーとのコミュニケーションが取りたい場合は「Akismet」のようにスパム対策のためのプラグインを導入しましょう。アンカーリンクにしてください。

無料でSEO対策に有効なWordPressテーマはXeory base

実際に検索上位に多く表示されている無料WordPressテーマはCocoonSTINGERSimplicityなどのデザインバリエーションが豊富でSEO対策機能も搭載されている高機能な無料のWordPressテーマも存在します。これらのテーマはSEO対策機能が充実しており、使用しているユーザーが多いためカスタマイズする際にもさまざまな参考となる情報を発見しやすいです。
弊社が実際に利用し、上位表示を獲得しているSEO対策済みWordPressおすすめテーマをまとめましたので以下記事をご確認ください。
参考SEO済みのWordPressテーマおすすめ7選-SEOに強いWeb制作会社がレビュー

WordPressテーマ有料と無料の違い

有料テーマの場合は機能が充実しているので購入すればほとんどカスタマイズしなくてもすぐに使用できます。一方で無料テーマは機能が不足していることも多いので足りない機能をプラグインから導入するなどの若干のカスタマイズが必要になります。
有料といっても1万円程度から購入できるものもあるので、それほどコストはかかりませんが予算が限られている場合は無料でも高機能なXeory baseがおすすめです。
Xeory baseはSEO対策のための機能が充実しているのはもちろんカスタマイズをせずともCTA(問い合わせを獲得する機能)を最初から備えています。よって、Webサイトを活用したマーケティングに向いています。

WordPress導入時の注意点

WordPressを導入する際は

  • 脆弱性への対策をする
  • プラグインを入れすぎない
  • ウイルスに注意する

の3点に注意してください。これらの注意点に関しては専門的な知識は必要なく非エンジニアでも十分に対応可能です。

脆弱性への対策をする

脆弱性対策といっても個別にWordPressをカスタマイズするといった難しい処理は必要ありません。WordPressやテーマ、プラグインのバージョンが古いほど脆弱性が高まるため常に最新のバージョンにアップデートしておいてください。
また、サーバーのPHPのバージョンについても最新の状態を保っておいた方が良いでしょう。

プラグインを入れすぎない

プラグインを入れすぎるとサーバー側の処理が重くなりWebサイトの表示速度の低下、処理の不具合が発生する可能性があります。プラグインは必要最小限にして、可能な部分はWordPressのカスタマイズで対応しておいた方が良いでしょう。

ウイルスに注意する

脆弱性対策だけではなくウイルス対策の観点からもプラグインは最新の状態に保っておいた方が良いでしょう。また、さらに念を押すならば最新バージョンが公開されてから数日間不具合がネット上に報告されていないかチェックした後に導入するべきです。
さらに新規のプラグインを導入する場合はインターネット上の評判をインストール前によく確認した上で信頼できるプラグインなのかを精査した方が良いでしょう。

WordPressのSEO対策を試して上位表示を実現しよう

 WordPressにはここで説明した以外にもたくさんのプラグインが用意されており、設定のパターンも含めれば、自身の要望にあったかなり細かいカスタマイズが可能になります。 本記事で説明したプラグインや設定などを駆使すればSEO対策に有利なWebサイトが完成するのでぜひWordPressやプラグインをインストールして自身のWebサイトをカスタマイズしてください。

SEO効果が高くなる記事リライトの方法-サーチコンソールで簡単3ステップ

SEO効果が高くなる記事リライトの方法-サーチコンソールで簡単3ステップ

検索順位を上げるには「リライト」という、記事を書き直す手段があります。一般的にリライトをすればSEO効果があらわれ、上位表示される可能性が高くなります。

ところが、順位が上がらない原因を把握せずに、感覚だけでリライトしている人が多くいます。SEOを難しく捉えず、簡単にリライト記事を把握する方法として、サーチコンソール(Google Search Console)が有効です。

今回は、サーチコンソールを使ったSEO対策をわかりやすく3ステップにまとめました。初心者でも実践しやすいチェックポイントもあるので試してみましょう。

サーチコンソールがSEO対策に役立つ理由

サーチコンソール(Google Search Console)とは、Googleが提供する無料の解析ツールです。自分のサイトが検索結果にどのように反映されているかを管理して把握できます。これにより、クリックされない理由を探り、改善する箇所がわかるようになります。

Googleが直接提供するツールですので、信頼度がもっとも高くSEOに強いツールといえるでしょう。サーチコンソールを使うには、Googleアカウントにログインし、Google Search Consoleで登録します。

SEO活用方法

1.Googleに認識されるサイトか確認できる

WebサイトがGoogleに認識されるためには、クローラーと呼ばれるロボットに自分のWebサイトをクロール(自動的に巡回)される必要があります。クローラーにサイトが巡回されなければ、検索順位を上げられません。巡回されやすいサイトになっているかチェックする必要があるでしょう。

「クロールエラー」が出ている場合は、そのURLを選択するとエラーの詳細がわかります。リンク設置ミスやリンク切れ、サーバーエラーなどにクロールエラーが発生します。サイト訪問者が離脱する恐れがあるので、早急に対処するべきです。

2.ユーザーが求めている情報がわかる

検索アナリティクスを使えば、 どのようなワードでサイトが検索されたのかがわかります 。検索するためにユーザーが使ったワードのことを検索クエリと言います。クエリが分かれば、アクセス数が伸びますよね。サイトに足りないクエリがあれば、そのクエリを足してリライトすればよいのです。

3.他サイトで引用されているかわかる(被リンクのチェック)

自分のサイトが他のサイトで紹介されることを被リンクと言います。Google Search Consoleでは他のサイトに自分のサイトが どのくらい被リンクされているかを知る ことができます。

「リンク数の最も多いリンク元」と「最も多くリンクされているコンテンツ」が一目でわかります。

被リンクで気をつけなくてはいけないのが、 良質なリンクに被リンクされていると自分のWebサイトの評価が上がり、質の低いリンクに被リンクされると自分のWebサイトの評価も下がる ということです。

SEO効果が高くなりやすい記事チェックポイント

表示回数を多い順で見てみましょう。表示回数が多いのに、記事の中では少ないワードがあったら、それがまさに足りていないクエリです。クエリを意識してリライトすれば、よりアクセス数を増やすことができます。クエリを知ることでSEO対策につながると言う大きなメリットがGoogle Search Consoleにはあるのです。

Google Search Consoleを活用してWebサイトを検索上位にあげよう!

SEO効果を上げるリライトの考えは数多くありますが、SEO初心者にまず抑えてほしいのが今回のサーチコンソールを使った方法です。

Google Search Consoleが、SEO対策に必要な情報を得られるツールであることがわかっていただけたでしょうか。一般ユーザーでも使用できるツールですので、アフィリエイト収入を目的とした個人のサイトにも活用できます。

クエリを意識してリライトすれば、アクセス数の増加に直結します。ぜひGoogle Search Consoleを活用しましょう。