なぜSEO対策にはコンテンツの質が重要と言われているのか?

なぜSEO対策にはコンテンツの質が重要と言われているのか?

SEO対策を施したコンテンツを更新することによって検索順位の向上を狙う施策をコンテンツSEOといいます。Googleはコンテンツに対して大きな評価基準を持っているのでコンテンツSEOが効果的だと言われています。

コンテンツSEO対策は弱者の戦略です。広告費やSEO対策に費やせる労力や費用が少ない企業に効果的な手段です。

本記事では、Googleが求める良質なコンテンツで検索上位表示を狙うSEO対策の方法をお伝えします。

コンテンツSEO対策の方法

1.適切なSEOキーワード選定を行う

▲コンテンツSEOで狙うと効果的なSEOキーワード(CV:コンバージョン)

検索ボリュームの大きいキーワードを狙うことがアクセスアップにつながる要因です。

また、競合サイトが力を入れてSEO対策をしているコンバージョン率の高いキーワードを選定してしまうと、上位表示までに時間がかかったり、上位表示させるためのコストが大きくなってしまいます。

2.ユーザーの検索意図を分析する

SEOキーワードを選定したら、なぜその検索キーワードを検索窓に入力したのかというユーザーの検索意図を分析する必要があります。(参考:検索意図とは

3.Googleが評価する良質な記事を作成する

  • 自然な被リンクを獲得できる記事
  • ユーザーが知りたい有用な情報を提供している記事

が良質な記事です。

Googleが定義する高品質なコンテンツとは

Googleの品質評価ガイドラインでは、高品質なコンテンツには下記3点が必要だと記載されています。

  • Expertise(専門性):その分野に対して詳しいこと
  • Authoritativeness (権威性):その分野において認められている存在であること
  • TrustWorthiness (信頼性):サイト及び運営者に信頼がおけること

参照元:品質評価ガイドライン(General Guidelines)|Google

Googleはコンテンツの質を検索順位を決める評価の一つとしています。

検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。

引用:日本語検索の品質向上にむけて|ウェブマスター向け公式ブログ

良質なコンテンツを作成して発生する自然な被リンクは検索順位向上に大きく影響します。

PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。

引用:Google が掲げる 10 の事実|Google

※PageRankは2019年時点では非公開です。

自然な被リンクを獲得するコンテンツやユーザーにとって有益な情報をコンテンツにする場合はSEOで重要なコンテンツの質とはをご参考ください。

4.コンテンツを充実させる

類似キーワードを狙う競合サイトが多い場合は、コンテンツ数が多く、専門性の高いドメインが優遇されます。

しかし、評価が高くなるコンテンツ数に明確な基準はありません。

▲3記事の投稿で月間29000PVのサイト。広告出稿、SNS拡散などの施策は行っていない。

記事数や文字数を増やすよりも、質の高いコンテンツを増やすことが重要です。

5.SEO対策で効果を出しやすいサイト設計を行う

サイト設計で検索順位を向上させることができます。ユーザーが満足し、多くのページが閲覧されるサイトは高い評価を得ることが可能です。

各ページごとに掲載するリンク先、リンクの設置場所、クリックしたくなるバナー、ユーザーファーストなレイアウトなどでページ/セッションが大きく改善した事例が多々あります。詳しくは、コンテンツマップとはをご参考ください。

コンテンツSEO対策の基本的な考え方

コンテンツSEOの基本的な考え方は、ユーザーを満足させるということです。ユーザーを満足させるために、「ユーザーにとって、必要な情報を、必要な形で、必要な量だけ提供すること」を意識することが重要です。

  • ユーザーは何を知りたいのか
  • なぜその情報を知りたいのか
  • どのような形式でコンテンツ化したら満足するか
  • 伝える必要がない情報は排除しているか

上記を意識してコンテンツSEO対策に取り組みましょう。

コンテンツSEO対策4つのコツ

1.競合調査を行う

コンテンツSEO対策のメリットはドメインパワーの強い競合サイトを避けることができる点です。

キーワードプランナーで推奨入札価格が高いキーワードを避ける

▲推奨入札単価は他サイトが力をいれてSEO対策を行っているキーワードを示す指標

MozのDA(Domein Authority)を比較し、強いサイトを見極める

MozBar – Google Chromeを使用し、競合サイトのDA,PAが低いキーワードを選定することがコンテンツSEO対策の勝ち筋です。

2.ユーザーが求める情報を理解した上で執筆する

ユーザーが満足する情報とはなにかをリサーチする必要があります。検索ユーザーにニーズを把握する最も有効な方法は、検索結果画面に表示されているタイトルとタイトル下のスニペットを読み解くことです。

検索結果は現時点におけるユーザーのニーズに応える結果ですので、検索結果かた大きくハズレない情報をコンテンツにすることが重要です。

検索ニーズの取得方法に関しては検索意図とはをご覧ください。

3.専門性・独自性が高い記事を作成する

Googleは記事の信頼性を評価基準としています。著者のプロフィール欄(資格や職業、経歴など)や、著者名の検索回数を基準とし、著者の権威性を測っています。

誰でも書けるコンテンツではなく、1次情報かつ、専門性の高いコンテンツが評価されます。

4.読みやすいレイアウト・デザインにする

読みやすいレイアウト・デザインを作成する上で知っておくべきことは

  1. 人は画面の左上から右下に視線を動かす
  2. タイトルや見出し、画像部分で熟読度が高まる
  3. 文章より画像、動画の方が理解しやすい場合がある
  4. スマートフォンユーザーが見やすい文字・画像サイズで表示させる
  5. 表示速度を低下させる余計なアニメーション、高画質すぎる画像の使用は控える

の5つです。

ユーザーにとって有用なページを作成するために

一度作成した記事でも、時間の経過と共に検索ニーズが変化していくことがあり、検索順位が変化する場合があります。

コンテンツを新たに追加するだけでなく、定期的に内容チェックを行い、情報を最新に保つ事も大事です。

リンク切れや古い情報が掲載されている場合、検索順位の低下を招きます。

Googleが評価する質の高いコンテンツとは-具体的な評価基準

Googleが評価する質の高いコンテンツとは-具体的な評価基準

上級者向けSEOキーワード選定|キーワードプランナーフル活用術

下記の項目に当てはまる方は、当記事で作業効率が100倍以上高くなり、今後のブログ記事の検索流入が倍増する可能性があります。

  • サジェストキーワードを取得し、キーワードプランナーを使って競合性の低いキーワードを狙っている
  • 検索順位10位以内を目標にコンテンツを更新してアクセス数を稼ごうとしている
  • ブログ更新の頻度が重要だと思っており、毎日更新を続けている
  • 複数のキーワードからの流入を狙いながらコンテンツを作成している
  • 見込み客が検索しそうなキーワードを決め、感覚でコンテンツ作成を行っているから文字数が多くなりがち
  • 検索ボリュームをキーワード選定の一番の目安にしている
  • 毎回の更新で文字数2000文字以上書くことを意識している

当サイトは月に2~3記事の公開で検索流入数は増え続け、毎月安定して弊社サービスへのお問い合わせをいただいております。

少ない記事数で収益性を最大化するには検索順位1位を獲得することが重要です。1位と2位ではクリック率が2倍以上差があり、10位以下は大きくアクセス数が下がってしまいます。

2017年の検索順位別クリック率

参照:2017年版Google検索順位別クリック率データ| INTERNET MARKETING NINJAS

これからお伝えするSEOキーワード選定は少ない記事数で検索順位1位を狙う戦略で、これまでとは比べ物にならないほどの成果を得ることができます。

当コンテンツを読み進めると、検索順位1位を獲得しやすいキーワードシートを作成することが可能です。

キーワードプランナーによるSEOキーワード選定方法

Step1.ターゲットが検索しそうなキーワードを調べる

まずはキーワードプランナーを使わずに、ターゲットが情報収集している媒体から情報収集し、大まかなキーワードを抽出します。

私は本屋で並んでいる本のタイトル、帯、目次を参考にキーワードの抽出を行っています。

本屋は売れ筋商品を平積みする傾向があります。つまり、世の中が求めているキーワードの宝庫だということです。

情報収集の媒体の種類

  • コンビニの雑誌
  • 書店(平積みの本とベストセラーを確認)
  • TV
  • 競合サイト
  • SNS

kizashi.jp」という共起語検索ツールを使うと、ターゲットが検索しそうなキーワードが得られます。

共起語(きょうきご)とは、とある単語と一緒によく用いられる単語という意味です。例えば、「SEO」に関する情報を話題にしていると、「キーワード」「アルゴリズム」などの単語が頻繁に用いられます。これが共起語です。

Step2.プライベートブラウジングで検索し、上位のサイトを把握

Step1で得たキーワードで検索順位1位のサイトを調べるます。その際、必ずプライベートブラウジングを使ってください。

参考:検索結果が人によって違う理由|検索履歴が順位を決めている(←コンテンツ完成後リンクを貼ってください。)

「GoogleChromeの設定」→「シークレットウィンドウを開く」で検索履歴を反映させない検索結果を表示できます。

Step3.キーワードプランナーで候補を取得

キーワードプランナーはGoogleAdwordsのアカウント取得が必須です。

15分でGoogle AdWordsの広告アカウントを取得する方法

近年GoogleAdWordsのキーワードプランナーの新Ver.が使えるようになりましたが、今回お伝えするキーワード選定は以前のキーワードプランナーでしかおこなえません。

GoogleAdWordsから以前のキーワードプランナーを表示する方法

キーワードプランナーでキーワード候補を取得

キーワードプランナーを開き、下記の設定でターゲットが検索しそうなキーワードから詳細な候補キーワードを抽出します。

※キーワードプランナーにはGoogleAdwordsのアカウントと詳細な検索ボリューム値が出てくるようにする必要があります。月間500円ほどで検索ボリュームが取得できるので、作業効率化のために是非広告出稿手続きを行いましょう。Googleキーワードプランナーの月間平均検索ボリュームを復活させる方法

  1. キーワードプランナーの「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」にStep1で抽出したキーワードを入力
  2. Step2で知り得た検索順位1位のサイトURLを「ランディングページ」に入力
  3. サイトで販売したい商品のカテゴリを選択
  4. 見込み客の居住地を選択
  1. 言語設定を日本語に
  1. 除外キーワードを設定
  1. 検索エンジンをGoogleと検索パートナーに
  2. 期間を直近1ヶ月にし、「前年同期」で比較(同シーズンにおける比較を見るため)
  3. キーワードフィルタで変動率≧0%に
  1. キーワードオプションはすべてOFF
  1. 含めるキーワードを入力する必要は無い

サイトのKGIが店舗集客の場合は必須項目です。市町村まで設定できるので、できるだけ狭いエリアに設定しておきましょう。地域を選ばない場合は「日本」と設定しておきましょう。

言語は日本語にしましょう。日本人が検索窓に入力する「facebook」などの固有名詞であれば、「日本語」に設定していても表示されます。

関連キーワードを取得するときに必要ないキーワードを除外しておくと後々の作業が楽になります。ターゲットが検索思想にないキーワードを除外キーワードに設定しましょう。

当ブログでは、副業でサイト運用する方をターゲットとしていないため、「副業」を除外キーワードとしています。

前年より検索ボリュームが減少傾向にあるキーワードを除外します。

ブログを数多く更新せず、少ない記事数で検索流入を増やしたい場合はミドルキーワードを設定する場合は検索ボリュームを≧100にしましょう。

ホワイトハットSEOを行う場合はすべての選択肢をOFFにして構いません。ちょいエロ系以上のサイトは「アダルト関連の候補を表示」をONにしましょう。

「設定が完了したら候補を取得」をクリックしましょう。

Step4.変動率が高い順に並び替え、関連キーワードを選択

検索流入を狙いたいキーワードをプランに追加します。

変動率が高いキーワードがおすすめです。昨年は検索ボリュームが少ないキーワードはライバルサイトが少なくいため、比較的早い段階で検索流入が増えるキーワードです。一過性のキーワードであるかどうかを見極め、プランに追加してください。

今後も継続的に検索されるキーワード選定をおすすめします。

あまりにも意図するキーワードとは異なる場合はプランに追加しないようにしましょう。

私は一括でプランに追加し、後ほどキーワードを消去するという手順で行っています。

Step5.他のキーワードで候補を取得

Step1のように本や雑誌などで取得したターゲットが検索しそうなキーワードで候補キーワードを導き出したら、再びプライベートブラウジングで検索順位1位のサイトURLを「ランディングページ」に貼り付けます。

Step6.Step1~5を繰り返し、プランをダウンロード

ダウンロードファイル形式はどちらでもかまいません。過去の統計情報のチェックは必要ありません。

Step7.キーワードプランナーの「検索キーワードと傾向を取得」

キーワードプランナーのTOPに行き「オプション 2: ファイルをアップロード」にStep6でダウンロードしたCSVファイルをアップロードし、Step3と同じターゲット設定で「検索ボリュームを取得」します。

検索ボリュームが取得できたらGoogleスプレッドシートかCSV形式でダウンロードします。

※キーワードプランナーで得られる値

キーワードプランナーの競合性(Competition):「強」「中」「弱」で表示される競合性は指定のキーワードにおける広告出稿者の多さを表し、推奨入札価格が上がることを伝える目安の役割です。高い金額で設定した入札者を優先的に広告表示させます。(参考:GoogleAdWordsの広告単価の詳しい仕組み

競合性はキーワード選定では無視して構いません。過去に競合性を意識してキーワード選定をしていましたが、検索結果に表示されるページ数や検索順位の上がりやすさに関して全く関係無いことが分かりました。

推奨入札単価(Suggested bid):指定のキーワードで広告を出すときに推奨するクリック単価。購買意欲の高いユーザーが検索し、顧客単価が高い広告だと分かります。購買につながりやすいキーワードかどうかを判断する重要な指標になるキーワード選定に必要な値です。

その他の値はキーワード選定に必要ありません。

Step8.キーワードを分解

ライバルサイトが多く、月間検索ボリュームの値が大きいキーワードを分解し、より狭い分野で検索順位1位を狙う方法です。分解方法は下記の2パターンあります。

  1. 候補キーワードで分解
  1. 関連キーワード取得ツールでサジェスト取得し分解

Step7でダウンロードしたキーワードデータの「Avg. Monthly Searches (exact match only)」を降順に並び替え、数値が大きいキーワードを選び、再度Step2~7を繰り返します。

サジェストキーワードをキーワードプランナーの「検索キーワードと傾向を取得」で検索ボリュームを取得します。

キーワードや業種、ターゲットによるのですが、本サイトは主に月間検索ボリューム1,000以上のキーワードを分解しています。

Step9.キーワードデータをさらに選定

Step8で得られたキーワードデータの中から無駄なキーワードを省き、サイトのテーマ性と大きくズレるキーワードを消去していきます。地道な作業ですが、重要な作業工程です。

Step10.rishirikonbuでキーワード難易度を取得

無料SEO難易度取得ツールrishirikonbuでキーワードの難易度を取得します。難易度は主に競合サイトのページオーソリティ・ドメインオーソリティ(オーソリティ:被リンクやテーマ性による権威性)などを基準に難易度として数値化した値です。

あるキーワードでは難易度が40の場合、検索順位が向上し始めるまでに4ヶ月かかりました。

記事数が少ないサイトやドメインパワーが低いサイトは難易度25以下のコンテンツを作成することをおすすめします。私は難易度が40以上のキーワードの場合、コンテンツ作成を諦めています。他のキーワードで記事作成した方が費用対効果が高いからです。

難易度が高い場合は、Step5~12を繰り返し、より低難易度のキーワードを見つけましょう。

SerchConsoleでキーワードを取得

ブログ記事公開後、ある程度の競合がある場合は検索結果が反映されるまで約3ヶ月以上かかるのはご存じかと思います。

下記のグラフはGoogleにおける2017年6月~2018年5月の平均月間検索ボリューム18100(キーワードプランナー)のキーワードにて検索順位の変動を表しています。掲載順位が安定するまで7ヶ月を要しました。

掲載順位を向上させるために行ったことはSerchConsoleでのリライトです。

記事公開時はロングテール、その後ミドルキーワード、ビッグキーワードという流れで一つの記事でも狙うキーワードを変更していクことにより掲載順位が向上しました。

SerchConsoleの「検索トラフィック」→「検索アナリティクス」で検索されているクエリとURLごとの検索流入数を見ることができます。

  1. クリック数、表示回数、掲載順位、ページにチェックを入れ、日付を過去28日間に設定。記事URLごとの検索流入数を確認し、表示回数順を降順に並び替えます。
  2. 表示回数の多い記事をクリックし、流入しているクエリを確認
  3. 表示回数順を降順に並び替え、掲載順位が低いが表示回数、クリック数が多いクエリを確認

ここで見つかったクエリはユーザーの検索意図とコンテンツが僅かに一致している可能性があります。クエリの検索ボリュームをキーワードプランナーで確認し、同時にrishirikonbuで難易度を取得し、コンテンツのメタSEOキーワードを変更するか判断しましょう。現在のコンテンツの意図と近いようなら表示回数の多いクエリを使ってリライトし、コンテンツとあまりにも異なる検索意図の場合は新たにコンテンツを作成するための候補キーワードとしてストックしておきましょう。

難易度が低ければキーワードプランナーで選定するSEOキーワードよりも高確率で検索上位に表示させることができます。

補足:検索順位ごとのクリック率を頭にインプットしておき、順位が上がった場合どれくらいの流入があるかを推測する必要があります。

例えば検索順位が10位で表示回数が2だと、1位獲得時に想定される流入は月間20~30ほどだと推測できます。1クエリで月間20ユーザーの流入はリライトするに値するかを判断しましょう。

ここまでの機械的なキーワード選定はSEO対策初心者の方でもできます。実はここからが上級者向けSEOキーワード選定の方法です。

顧客ターゲットに訴求するSEOキーワード選定は検索ユーザーの潜在的な意図を読み解く力が必要不可欠です。

膨大な記事数を公開しているのに検索意図の取得ができずにブログ集客の費用対効果が悪い企業は数多く存在します。

次の記事で「なぜこのキーワードを検索窓に入力しているのか」を明らかにする本質的キーワード選定方法を身に着けましょう。

次の記事:検索意図とは|上級者のSEOキーワード選定(URLリンク)

SEO効果が高くなる記事リライトの方法-サーチコンソールで簡単3ステップ

SEO効果が高くなる記事リライトの方法-サーチコンソールで簡単3ステップ

検索順位を上げるには「リライト」という、記事を書き直す手段があります。一般的にリライトをすればSEO効果があらわれ、上位表示される可能性が高くなります。

ところが、順位が上がらない原因を把握せずに、感覚だけでリライトしている人が多くいます。SEOを難しく捉えず、簡単にリライト記事を把握する方法として、サーチコンソール(Google Search Console)が有効です。

今回は、サーチコンソールを使ったSEO対策をわかりやすく3ステップにまとめました。初心者でも実践しやすいチェックポイントもあるので試してみましょう。

サーチコンソールがSEO対策に役立つ理由

サーチコンソール(Google Search Console)とは、Googleが提供する無料の解析ツールです。自分のサイトが検索結果にどのように反映されているかを管理して把握できます。これにより、クリックされない理由を探り、改善する箇所がわかるようになります。

Googleが直接提供するツールですので、信頼度がもっとも高くSEOに強いツールといえるでしょう。サーチコンソールを使うには、Googleアカウントにログインし、Google Search Consoleで登録します。

SEO活用方法

1.Googleに認識されるサイトか確認できる

WebサイトがGoogleに認識されるためには、クローラーと呼ばれるロボットに自分のWebサイトをクロール(自動的に巡回)される必要があります。クローラーにサイトが巡回されなければ、検索順位を上げられません。巡回されやすいサイトになっているかチェックする必要があるでしょう。

「クロールエラー」が出ている場合は、そのURLを選択するとエラーの詳細がわかります。リンク設置ミスやリンク切れ、サーバーエラーなどにクロールエラーが発生します。サイト訪問者が離脱する恐れがあるので、早急に対処するべきです。

2.ユーザーが求めている情報がわかる

検索アナリティクスを使えば、 どのようなワードでサイトが検索されたのかがわかります 。検索するためにユーザーが使ったワードのことを検索クエリと言います。クエリが分かれば、アクセス数が伸びますよね。サイトに足りないクエリがあれば、そのクエリを足してリライトすればよいのです。

3.他サイトで引用されているかわかる(被リンクのチェック)

自分のサイトが他のサイトで紹介されることを被リンクと言います。Google Search Consoleでは他のサイトに自分のサイトが どのくらい被リンクされているかを知る ことができます。

「リンク数の最も多いリンク元」と「最も多くリンクされているコンテンツ」が一目でわかります。

被リンクで気をつけなくてはいけないのが、 良質なリンクに被リンクされていると自分のWebサイトの評価が上がり、質の低いリンクに被リンクされると自分のWebサイトの評価も下がる ということです。

SEO効果が高くなりやすい記事チェックポイント

表示回数を多い順で見てみましょう。表示回数が多いのに、記事の中では少ないワードがあったら、それがまさに足りていないクエリです。クエリを意識してリライトすれば、よりアクセス数を増やすことができます。クエリを知ることでSEO対策につながると言う大きなメリットがGoogle Search Consoleにはあるのです。

Google Search Consoleを活用してWebサイトを検索上位にあげよう!

SEO効果を上げるリライトの考えは数多くありますが、SEO初心者にまず抑えてほしいのが今回のサーチコンソールを使った方法です。

Google Search Consoleが、SEO対策に必要な情報を得られるツールであることがわかっていただけたでしょうか。一般ユーザーでも使用できるツールですので、アフィリエイト収入を目的とした個人のサイトにも活用できます。

クエリを意識してリライトすれば、アクセス数の増加に直結します。ぜひGoogle Search Consoleを活用しましょう。

コンテンツSEOとは?普通のSEO対策とは何が違うの?

コンテンツSEOとは?普通のSEO対策とは何が違うの?

SEO対策を施したコンテンツを更新することによって検索順位の向上を狙う施策をコンテンツSEOといいます。Googleはコンテンツに対して大きな評価基準を持っているのでコンテンツSEOが効果的だと言われています。

コンテンツSEO対策は弱者の戦略です。広告費やSEO対策に費やせる労力や費用が少ない企業に効果的な手段です。

本記事では、Googleが求める良質なコンテンツで検索上位表示を狙うSEO対策の方法をお伝えします。

参考SEO対策とは-検索上位を狙う方法

コンテンツSEO対策の方法

1.適切なSEOキーワード選定を行う

コンテンツSEOキーワード
コンテンツSEOで狙うと効果的なSEOキーワード(CV:コンバージョン)

検索ボリュームの大きいキーワードを狙うことがアクセスアップにつながる要因です。

また、競合サイトが力を入れてSEO対策をしているコンバージョン率の高いキーワードを選定してしまうと、上位表示までに時間がかかったり、上位表示させるためのコストが大きくなってしまいます。

2.ユーザーの検索意図を分析する

SEOキーワードを選定したら、なぜその検索キーワードを検索窓に入力したのかというユーザーの検索意図を分析する必要があります。(参考:検索意図とは

3.Googleが評価する良質な記事を作成する

  • 自然な被リンクを獲得できる記事
  • ユーザーが知りたい有用な情報を提供している記事

が良質な記事です。

Googleが定義する高品質なコンテンツとは

Googleの品質評価ガイドラインでは、高品質なコンテンツには下記3点が必要だと記載されています。

  • Expertise(専門性):その分野に対して詳しいこと
  • Authoritativeness (権威性):その分野において認められている存在であること
  • TrustWorthiness (信頼性):サイト及び運営者に信頼がおけること

参照元:品質評価ガイドライン(General Guidelines)|Google

Googleはコンテンツの質を検索順位を決める評価の一つとしています。

検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。

引用:日本語検索の品質向上にむけて|ウェブマスター向け公式ブログ

良質なコンテンツを作成して発生する自然な被リンクは検索順位向上に大きく影響します。

PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。

引用:Google が掲げる 10 の事実|Google

※PageRankは2019年時点では非公開です。

自然な被リンクを獲得するコンテンツやユーザーにとって有益な情報をコンテンツにする場合はSEOで重要なコンテンツの質とはをご参考ください。

4.コンテンツを充実させる

類似キーワードを狙う競合サイトが多い場合は、コンテンツ数が多く、専門性の高いドメインが優遇されます。

しかし、評価が高くなるコンテンツ数に明確な基準はありません。

3記事の記事投稿で月間30000PV弱
3記事の投稿で月間29000PVのサイト。広告出稿、SNS拡散などの施策は行っていない。

記事数や文字数を増やすよりも、質の高いコンテンツを増やすことが重要です。

5.SEO対策で効果を出しやすいサイト設計を行う

サイト設計で検索順位を向上させることができます。ユーザーが満足し、多くのページが閲覧されるサイトは高い評価を得ることが可能です。

各ページごとに掲載するリンク先、リンクの設置場所、クリックしたくなるバナー、ユーザーファーストなレイアウトなどでページ/セッションが大きく改善した事例が多々あります。詳しくは、コンテンツマップとはをご参考ください。

コンテンツSEO対策の基本的な考え方

コンテンツSEOの基本的な考え方は、ユーザーを満足させるということです。ユーザーを満足させるために、「ユーザーにとって、必要な情報を、必要な形で、必要な量だけ提供すること」を意識することが重要です。

  • ユーザーは何を知りたいのか
  • なぜその情報を知りたいのか
  • どのような形式でコンテンツ化したら満足するか
  • 伝える必要がない情報は排除しているか

上記を意識してコンテンツSEO対策に取り組みましょう。

コンテンツSEO対策4つのコツ

1.競合調査を行う

コンテンツSEO対策のメリットはドメインパワーの強い競合サイトを避けることができる点です。

キーワードプランナーで推奨入札価格が高いキーワードを避ける

入札単価
推奨入札単価は他サイトが力をいれてSEO対策を行っているキーワードを示す指標

MozのDA(Domein Authority)を比較し、強いサイトを見極める

SEOキーワード選定PA,DA
mozbarを利用したPA,DA値

MozBar – Google Chromeを使用し、競合サイトのDA,PAが低いキーワードを選定することがコンテンツSEO対策の勝ち筋です。

2.ユーザーが求める情報を理解した上で執筆する

ユーザーが満足する情報とはなにかをリサーチする必要があります。検索ユーザーにニーズを把握する最も有効な方法は、検索結果画面に表示されているタイトルとタイトル下のスニペットを読み解くことです。

検索結果は現時点におけるユーザーのニーズに応える結果ですので、検索結果かた大きくハズレない情報をコンテンツにすることが重要です。

検索ニーズの取得方法に関しては検索意図とはをご覧ください。

3.専門性・独自性が高い記事を作成する

Googleは記事の信頼性を評価基準としています。著者のプロフィール欄(資格や職業、経歴など)や、著者名の検索回数を基準とし、著者の権威性を測っています。

誰でも書けるコンテンツではなく、1次情報かつ、専門性の高いコンテンツが評価されます。

4.読みやすいレイアウト・デザインにする

読みやすいレイアウト・デザインを作成する上で知っておくべきことは

  1. 人は画面の左上から右下に視線を動かす
  2. タイトルや見出し、画像部分で熟読度が高まる
  3. 文章より画像、動画の方が理解しやすい場合がある
  4. スマートフォンユーザーが見やすい文字・画像サイズで表示させる
  5. 表示速度を低下させる余計なアニメーション、高画質すぎる画像の使用は控える

の5つです。

ユーザーにとって有用なページを作成するために

一度作成した記事でも、時間の経過と共に検索ニーズが変化していくことがあり、検索順位が変化する場合があります。

コンテンツを新たに追加するだけでなく、定期的に内容チェックを行い、情報を最新に保つ事も大事です。

リンク切れや古い情報が掲載されている場合、検索順位の低下を招きます。

ホームページでWEBマーケティングってどうやるの?

ホームページでWEBマーケティングってどうやるの?

WEBマーケティングという言葉がいまいち理解できず取り組んでいない人、多いですよね。「パソコンに詳しくないし難しそう」「WEBに頼らなくても大丈夫」「そもそもWEBマーケティングって何?」といった声をよく耳にします。といってもチラシ集客や地道な営業活動では予算的にも時間的にも限界があります。一方、ホームページ集客は低予算で誰でも取り組めて、地道に取り組めば必ず効果が出る集客方法です。そこで今回は、ホームページ集客のメリット・デメリット、マーケティングの本質についてお伝えします。偏見やアレルギーのある人でも最後まで読んでもらえれば考えがきっと変わるはずです。

そもそもWEBマーケティングって?

WEBマーケティングという言葉に厳密な定義はありません。一般的に、WEBマーケティングとはWEBサイト(=ホームページ)を中心におこなうプロモーション活動を指します。ホームページを中心に据えたマーケティングなので、ホームページ単体での集客はもちろん、SNSを活用してホームページへ集客するのもWEBマーケティングにあたります。WEBマーケティングという言葉を聞いたら「ホームページによる集客のことだな。」と思ってください。

2000~2004年ぐらいの間に「ブログブーム」が始まり今でもブログは多くの人に親しまれています。この時期までは個々人が趣味で楽しむ日記のようなものでした。その後もショッピングサイトの登場などがありインターネットが爆発的に普及しました。楽天などのIT企業はこの頃からインターネットビジネスを中心として展開していましたが、世間的にはごく一部しか取り組んでいませんでした。この時期に大手パソコンメーカーで有名なDELLは他社に先駆けて製品ホームページの整備をおこない、顧客へ直接販売する形式をとることで急激なマーケティング獲得に成功しました。

決定的なのは2010年頃からスマートフォンやタブレットを持つ人が急増したことです。いわゆるスマートデバイスが普及したことで今まで見ていた紙媒体(チラシやパンフレット)よりも企業や商品のホームページを参考にするようになり、紙からWEBへの移行が加速しました。企業の大きさに関わらず、ホームページ集客に取り組む必然性が出てきました。日本の情報通信機器の保有状況の推移(世帯)

(出典:数字で見たスマホの爆発的普及(5年間の量的拡大)|総務省)

ホームページ集客のメリット・デメリット

ここまでホームページ集客がメジャーになるまでの流れをお伝えしました。ここからはホームページ集客のメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

4つのメリット

ホームページの閲覧者のデータを測定できる

ホームページ集客におけるメリットは何といっても閲覧した人のデータを測定し、結果が見えることです。誰が、いつ、どこから、どんなキーワードで来たのか、パソコンからなのかスマートフォンなのかなど、かなり踏み込んだデータを採取できます。これによりホームページの良い部分、悪い部分がすべて把握できます。計画→試運転→確認・修正→実行(PDCA)というサイクルを生むことができ、確認・実行の段階で採取したデータが活きます。

他の媒体と比べコストパフォーマンスが高い

ここで覚えておいて欲しいのがホームページ集客では「改善ありき」だということです。ホームページ制作会社に作ってもらって終わりではありません。必ずどこか改善すべきポイントが出てきます。改善に改善を重ねることで集客でき、売上アップにつながります。ところがチラシやダイレクトメールではデータが採取できないので全く改善ができません。ホームページ集客では改善を繰り返しおこなうことで、従来の媒体と比べて高いコストパフォーマンスが期待できます。

見込みの高いターゲットを集客できる

当たり前ですが、サイトを見に来ている人というのは検索したから、サイトを閲覧できているのです。つまり提供する商品・サービスに興味がある人がサイトに来ています。必然的に成約や購入に至るまでの見込みが高いターゲットを集めることができます。ネットが身近になったことでユーザーの検索技術も上がっていて、これまでは検索キーワードが2語(例:アパート 名古屋駅)が多かったのが、最近では3語(例:アパート 名古屋駅 女性専用)に増え、より具体的に調べるようになりました。こうしたユーザー側の変化もあり、ネットでの購入・成約というのは決して珍しいものではなくなりました。

商圏の壁がなくなる

ホームページ集客をおこなうとインターネットを利用している人全員が顧客になり得ます。従来の営業活動(飛込営業、紹介、チラシ…etc)ではアプローチできる数に限りがあります。遠隔地でも対応できる商材・サービスであれば遠方からの集客も可能です。小売業などは特に恩恵を受けやすいです。

3つのデメリット

作ったままでは集客はできない

先ほども述べたようにホームページ集客は「改善ありき」です。例えば、小さい店舗で花屋を開業するとします。開業当初は告知やチラシをまき、来店してもらったらお客様の反応を見るはずです。反応を見て「もっとチラシのまく枚数を増やすべきか」「レイアウトが悪いのかな」「看板が分かりづらいのかな」など考えを巡らせ改善するはずです。これは実店舗でもホームページでも同じで、結局はホームページに来てもらうところから商品・サービスの購入・利用までの導線をひたすら改善し続けることが重要です。実店舗と同じようにホームページも丁寧に根気強く改善し育てる必要があります。

集客までに時間がかかる

先ほどの花屋の例ですと、店舗を構えてチラシをまいたらすぐに1人目のお客様は来ます。チラシや広告は即効性があります。一方、花をホームページで売ろうとすると売れない日が続きます。なぜなら検索結果に引っかからず誰もその花屋のサイトを見ないからです。ネットでの検索結果で上位に表示されたほうが有利で、そのテクニックを「SEO(エスイーオー)」と言います。元はSerch Engine Optmization(検索エンジン最適化)の頭文字を取り、GoogleやYahoo!の検索エンジンにホームページを見つけてもらいやすく工夫することを意味します。このSEOの効果が出始めるまでが一番時間が掛かります。長い目で見ればホームページ集客のほうが圧倒的にコストパフォーマンスは良くなりますが、即効性はチラシなどに劣ります

とりあえずで作ると失敗する

ホームページを作るデメリットとは少しずれますが、「とりあえず作っておこう。」では集客できずほぼ失敗します。なぜならゴールがないからです。ホームページ集客ではゴールをもとに大目標、小目標を設定し、適切な施策を選択します。

  • ゴール:ホームページから1,000万円の売上
  • 大目標:1000人がホームページを閲覧する(閲覧者からの購入率10%、客単価1万円で計算)
  • 小目標:「〇〇」というキーワードで10番目以内に表示される
  • 施策:「〇〇」についての記事を1カ月に10記事ずつ増やす→検索結果の向上のため
  • 施策:閲覧者の離脱が多いページを週に1回は見直す→閲覧者の離脱防止のため

逆にゴールがない、つまり目的もないまま作ってしまうと適切な施策をおこなえません。最終的に形だけのホームページになってしまいます。会社や店舗であれば営業目標が当然のようにありますが、ホームページの話になると目標を掲げなくなるケースが非常に多いです。繰り返しですが、実際の会社や店舗のようにホームページも考える必要があります。

ホームページで集客するためには、閲覧する人が必要な情報にすぐにたどり着けるようホームページ構成を工夫する必要があります。その前に、閲覧する人がどうやってホームページにたどり着くのかも考える必要があります。現状で多いのは先ほどのSEOで検索順位を上げることや、SNS(Facebook、Twitter)、ネット広告(=リスティング広告)で露出を増やすケースが多いです。ホームページ集客では集客から成約に至るまでのプロセス、顧客の導線を絶えず意識する必要があります。

またホームページ集客が当たり前になりつつありますが、ホームページはあくまでマーケティング活動の1つの選択肢で、適さない場合もあります。例えば飲食店であればホームページを開設するより「ぐるなび」や「ホットペッパー」に掲載するほうが効果が出ます。とりあえずで取り組むのではなく、目的を達成するためホームページがあったほうがいいのか、それともなくてもいいのか判断してくださいね

ホームページでWEBマーケティングをおこなう前に

知っておくべきこと

  • 紙媒体やチラシからホームページでの集客に移行する流れ
  • WEBマーケティングとはホームページを中心としたマーケティングのことを指す
  • SNSを活用したホームページへの集客もWEBマーケティングには含まれる

ホームページを作るメリット・デメリット

  • ホームページ閲覧者のデータが採取でき、施策の振り返りができる
  • 改善を繰り返すことで他媒体と比べてコストパフォーマンスがよくなる
  • 見込み度の高いターゲットを集客できる
  • 商圏という概念がなくなるので、小売業などは特に恩恵をうけやすい
  • ホームページを作ったままでは、集客はできない
  • 他媒体と比べて即効性が低いため、効果が出るまで時間がかかる
  • 「とりあえず」で作り始めると集客できないホームページが出来上がる

ホームページ集客は基本的に「そのためにはどうすればいいか?」を深掘りしていく作業です。期待する売上をあげるには、〇人に見てもらう必要がある。そのためには検索順位の向上と併せてネット広告も出す必要がある。そのためには…」といったイメージです。企業や店舗の運営もホームページ集客も同じです。店舗でいう「チラシ」は「ホームページ」、「立地」は「検索順位」、「レイアウト」は「ホームページ内の構成」という風に置き換えられます。きちんと継続して改善を積み重ねていけば他媒体と比べて高い収益性をもたらします。「ホームページは難しそう。」「頼らなくて大丈夫。」と決めつけ、ためらっていた人はぜひこの記事を参考にもう一度考えてみてくださいね。

今さら聞けないオウンドメディアの意味とは?運用の注意点を徹底解剖!

今さら聞けないオウンドメディアの意味とは?運用の注意点を徹底解剖!

2年ほど前から注目されているオウンドメディアというワード。

今回の記事では”価値が上がり続ける不動産”とも言われているオウンドメディアの中身と実態に迫っていきます。

アクセスアップを第一優先としたブログ運営はもうやめましょう!

マーケティングの本質を理解して人が集まるサイトを作っていきたいですね。

オウンドメディアとは

引用元: Google Trend

曖昧な意味で遣われることが多いオウンドメディアというワードですが、歴史を紐解いていくとなぜ曖昧な言葉になったのか分かってきますよ!

インターネット上では、オウンドメディア以外にもペイドメディア、アーンドメディアという全部で3種類のメディアがあり、それぞれバランス良く運用していくことが重要になってきます。

今回はその中でもオウンドメディアに焦点を当てて見ていきましょう。

オウンドメディアの定義

オウンドメディアとは「Owned(自分のもの)」と「Media(情報発信場所)」が組み合わさったものです。

ところが、オウンドメディア(Owned Media)という言葉の意味は2つあるんです。

広義の意味でのオウンドメディアと狭義の意味でのオウンドメディアは少し違います。

  1. 英単語の意味そのままで「自社の媒体」
  2. コンテンツマーケティング用「自社”情報”サイト」

・自社媒体という意味のオウンドメディア

自社が使っている情報発信媒体であればなんでもオウンドメディアだと言う意味で使っている人もいます。

「自社で運営していれば全てオウンドメディアでしょ!」

ということで、ネットに限らず、広報誌、ニュースレター、HP、ブログ、無料ブログ、SNS、メルマガもオウンドメディアに含まれます。

・自社“情報サイト”という意味のオウンドメディア

主に情報提供型ブログサイトを指します。

もともとのオウンドメディアは広報誌やパンフレットを指す言葉でしたが、近年インターネットが普及したことにより、自社で運営するオンライン上の情報サイトをオウンドメディアと呼ぶようになりました。

特に日本では人(潜在顧客)が求める情報(自社の宣伝臭さを消した情報)を発信し、メールマガジンのリスト取得などを行うサイトを指すことが多いです。

情報というコンテンツを発信して集客をするコンテンツマーケティングの一環としてオウンドメディアを運用するのが一般的です。

この記事では日本で一般的に使われている自社“情報サイト”という意味でオウンドメディアを解説していきます。

ブログとオウンドメディアの違い

もともとブログというのは「weblog(ウェブログ)」というインターネット上に書く日記でした。ところが、コンテンツマーケティングが流行りだし、自分が気軽に書く日記から人が求める情報発信サイトに移り変わって行きました。

現在もブログを日記として使っている人が多いのですが、そのような書き方では検索エンジンからの集客が見込めません。

つまり、ブログというWebサイト(ワードプレス等)を使って本来の意味である日記にすることもできますし、人が求める情報にフォーカスしたオウンドメディアにすることも可能なんです。

「ブログはオウンドメディアに含まれる」と説明する人もいれば、「ブログとオウンドメディアは違う」という人両方いるのはこのためです。

オウンドメディアを持つべき4つのメリット

1.広告費を大幅に削減できる

インターネット広告には様々な広告形態がありますが、全体的な料金相場を見ていきましょう。

広告媒体費(=掲載費)は上昇傾向にあります。

インターネットの利用率や利用率時間の向上はどうしても広告費の上昇を招きます。

【グラフ&表】日本の広告費推移(2005~2014年)|number

インターネット広告媒体の1つであるリスティング広告と自然検索の費用対効果を見てみましょう。

リスティング広告に関してはこちらの記事をご覧ください。

オウンドメディアのは主に検索流入を狙ってアクセスを集めるので、クリックあたりの費用をここで知っておくと良いかと思います。

自然検索のクリックが80%、リスティング広告からのクリックが20%の場合、自然検索からのクリックに比べてリスティング広告での費用は10倍以上になります。

インターネット広告費を削減し、オウンドメディアからの流入を増やしたい企業が多く存在するため、オウンドメディアを所持する企業が近年急激に増えてきたのです。

引用元: 「2012年度国内SEO市場規模予想」クロスフィニティ株式会社のプレスリリースより、「2012年日本の広告費」電通 運用型広告費より

2.オウンドメディアがあればプル型集客が可能

オウンドメディアの戦略は知らぬ間に読者がファンになっていく仕組みだということ。

人間は無意識のうちに広告を見ることを避けてしまい、宣伝や売り込み臭さのある場所へは人は集まりにくくなります。

オウンドメディアには商品ではない別の価値を求めて人が集まってきます。会社案内や提供サービスの説明ページさえも無いオウンドメディアも多数存在します。

オウンドメディアのフッターにちょこっとコーポレートサイトのリンクが貼ってあるケースがほとんどです。

3.一度書いた記事はずっとアクセスの流入が見込める

一度外部サイトにリンクが貼られた場合は、外部のサイトにアクセス流入がある限り自分のサイトへのアクセスも見込めます。アクセスがあるサイト同士、ちゃんとした理由で相互にリンクが貼られていたらずっとアクセスは安定しそうですね!

また、誰かが情報を求め続けている限り検索から読者が訪れる可能性があります。まさに記事は財産です。

4.必要なくなったら売却できる!

実は安定したアクセスが見込め、物理的に老朽化しないオウンドメディアは売却できるんです!今まで苦労して育てたサイトを手放すのは寂しいですが、その苦労が価値になるんです。

そして、現代ではWebサイトが資産として見られる時代になっています。安定した売上を見込めるサイトを担保にして銀行から融資を受けることができるんです!

所有年数が経過するにつれて資産価値が減少する不動産よりも担保として安心できるかもしれませんね。

日本で初めてWebサイトを担保に銀行が融資を行ったのは現在(2017年)から13年前にも遡ります。

2003年にサイトを担保に融資を行ったことが書かれた記事(引用:ウェブサイトが銀行貸付の担保に|スラド)

毎月サイトから得られる利益が100万円の場合、だいたい2000万円くらいでサイトの売却が可能です。

多くの人がオウンドメディアの運用を断念するのは成果が出ない時期も根気よく続けなければならないことにあります。ある程度アクセスがあるサイトはそれだけで価値なのです。

情報サイト売買の取引を仲介してくれているサイトが多数あります。

広告費を使って成果が出なかった場合、無駄金となってしまいます。

しかし、記事の更新は成約に繋がらなくてもサイトの売却価値向上に貢献します。

独自ドメインの自社所有サイトでないと売買できません。

オウンドメディアを構築するまでにすべき5ステップ

日記みたいに気が向いた時に自分が思ったことを書くだけのブログとは全く違います。オウンドメディアはしっかりと集客に結びつくようなやり方で計画を立てて設計していくことが重要です。

運営を介してからサイト経由で販売したいものが変わったりすると、サイト内の設計が大きく変わってしまうことになりかねません。慎重に準備を進めていきましょう。

1.サイトから最終的に販売したいサービスを決めよう

最終的に販売する商品・サービスから逆算して設計すると効果が最大化します。

最終的に販売するものよりも提供する情報を先に決めてしまうと、集客の一貫性がなくなってしまいます。

ペットのしつけ情報サイトを作ってたくさんのアクセスが集まったのに、最終的な販売物がパーソナルトレーニングジムだった場合は成約率が大きく下がってしまいます。

ただのボランティアサイトになってしまいますので、赤字になりかねません。

最終的に販売する商品から逆算した素敵なオウンドメディアの成功事例を紹介します。

オウンドメディアで犬に関する情報サイトを所有している企業がトヨタ自動車株式会社です。

「ペットと一緒に外出するなら大きい車が必要でしょ。」

というニーズを引き出すためのサイトです。

引用元: トヨタドッグサークル|トヨタ自動車株式会社

ペットと一緒に外出したい読者を集める戦略です。

猫と一緒に外出する人は少ないので、犬に絞って情報提供しています。

ペットと一緒に泊まれる旅行先やドッグランなどの紹介も行っています。

2.ターゲットを明確にしよう

最終的に販売するサービスが決まっていれば、そのサービスを販売すべきターゲットを明確にしましょう。

トヨタ自動車の犬の情報オウンドメディアは、

「ペットと一緒に出かけたい」

という人をターゲットにしています。

見込み客として期待できるターゲットが響く記事を更新しないといけません。

ターゲットの困りごとは何かをしっかり明確にするためにも、しっかりペルソナ設定をしましょう。

これまでサービスを購入してくださったお客様からしっかりヒアリングを行い、オウンドメディアの構築に望みましょう。

ターゲットを明確にしたらページ全体のデザインや記事のネタ、コンセプトが決まります。

3.読者に響く強力なオファーでリストを集める設計をしよう

オウンドメディアの一番の長所は宣伝臭さがないのに見込み客レベルを向上させることができることです。

情報を求めて集まった人は、知らぬ間にサイトのファンになっていきます。

読者がファンになりやすい理由は、サイトが読者の問題解決をしてくれたから信頼関係を築きやすいからです。また、過度な売り込みを行わない媒体(あくまでオウンドメディアは情報媒体だから)なので、ファンになった後にサービスの宣伝をすることができます。

サービスの宣伝を効果的に行うために、サイト内ではなくメールマガジンなどで宣伝を行う場合が多いのです。

Webサイトからメールマガジンに場所を移して宣伝をしていきます。

メールマガジンに登録してくれるということはファンになった証です。

ファンが喜ぶ情報をメールマガジンで発信していきましょう。

4.闇雲に更新するのではなく、記事ごとの役割を決めよう!

毎回人に役立つ情報を淡々と公開すればそれでいいということではありません。

1つのオウンドメディア内に別々の役割を持った記事が存在するんです。

僕のサイトの記事を使って説明していきます。

1.話題性重視記事

主にSNSからの流入を意識した記事です。シェアされやすいように話題を選んだり、一般ウケする記事に仕上げたりします。

急上昇検索ワードをSEOメタキーワードに入れたネタ記事です。話題のニュースを取り上げたらアクセスが集まりやすいんです。SNSでシェアされやすいのはもちろん、検索順位の観点でも話題性のある情報は新しい記事を優先的に検索上位に表示する傾向があります。もちろん、その分すぐに検索順位が下がったり、そもそもそのキーワードを検索する人が少なくなったりします。

おもしろ系や可愛いペットネタ、エンタメニュース系はシェアされやすいですが一過性のアクセスだということを認識しておきましょう。

このサイトでもたまに話題性記事を作成します。

例えばアディーレ法律事務所が懲戒処分を受けたニュースがあったとき、こんな記事を書きました。

アディーレ法律事務所の広告って即金系ネットビジネス広告より可愛いよね

ニュースの報道があった次の日くらいに記事をアップしたのですが、アップした2日後に「アディーレ 誇大広告」で検索順位1位になり検索流入からのアクセスがありました。

アディーレの広告をインターネットマーケティングに絡めることによって別の記事に誘導することが目的でこの記事を作成しました。

話題性重視記事だけにアクセスが集まっても成約率が低いため収益化はできません。

話題性重視記事は記事内にしっかりお役立ち情報記事へのリンクを貼ることがポイントです。

2.お役立ち情報記事

ノウハウ記事を更新することによって検索して求める情報を提供し、絞られた見込み客を集めることが目的の記事です。

「車 外車」と検索する人は、外車の中古車買い取りに関心がある可能性が高いというターゲットの絞り込みができます。そこで中古車販売サイトへ誘導してあげたほうが、闇雲にバナー広告を掲載するより効果的です。

僕の記事で言うと、アンカーテキストリンクの貼り方と設定の仕方を解説したノウハウ記事です。

ブログに関心があるはずの人を集めて、適切なタイミングで宣伝をすることができます。

お役立ち情報提供記事を書くコツは、検索ユーザーの悩み解決を記事にすることです。

3.サービス布石記事

サービスの案内をいきなり見せても効果的ではありません。実際にお客様がサービスを購入するまでの過程を計算して予め知っておくべき知識を提供しておきましょう。

事業の強みをアピールする記事でもあります。

例えば、このメディファンドではあまり一般的ではない情報を発信することがあります。

一般的ではない知識(見込み客自身が調べようとも思っていない)=検索されにくいので、アクセスを集めることに関しては都合の悪い記事なんです。

ですが、サービスの良さを理解してもらうまでに必要な情報なんです。

弊社ではオウンドメディアの運用サービスを行っているので、お客様の依頼に対するハードルを下げてもらうためにこのような記事を作成しました。

オウンドメディアに対して求めるものが集客だけだと思っていた人にとって不動産という新しい定義付けが出来れば

「オウンドメディアについてもっと知りたい!」

と思ってもらうことが可能になります。

オウンドメディアの必要性を感じない人に向けてサービス依頼・購入案内のページを見せても離脱率が高くなってしまいますので、それまでにしっかり読者の考え方を増やして上げる必要があるのです。

4.セールス記事

ランディングページや商品・サービス宣伝記事です。

メディファンドサービス案内ページ(ランディングページ)
読者がサービスを購入したくなるような文章構成にし、必要性を認識してもらうことが目的の文章です。

サービスや商品の購入を促す記事を書いてもいいですし、メールマガジンの登録を促す記事でも構いません。

しかし、この手のセールス記事の割合はサイト記事全体の1割以下にすることをおすすめします。

宣伝を受けるべきではない読者が多いオウンドメディアでは、宣伝記事をたくさん更新しすぎないようにしてください。

記事下やサイドバーにバナーを貼ってランディングページに飛ばすことが一般的なようです。

それぞれの役割をしっかり果たす記事を書いていきましょうね!2つの役割を担う記事があっても全然大丈夫です!

基本的な考え方は、見込み客の段階に合わせた記事を書いて、ターゲットを教育していこうという考え方です。

6段階の見込み客レベルを知って、適切な集客アプローチ行おう!

5.オウンドメディアのポジショニングを決めよう!

情報発信にも色んなタイプの情報があります。ここでは3つのタイプのオウンドメディアタイプを解説していきます。

ソーシャル流入型オウンドメディア

ニュース性や話題性に特化してアクセスを爆発的に稼ぐのに特化したソーシャル流入型オウンドメディア。ニュース系オウンドメディアはこれに当たります。SNSでシェアされるのはもちろん、SmartNewsやグノシーなどのキュレーションメディア(まとめサイト)に取り上げられることでアクセスを爆発的に稼いでいます。

短所としては、見込み客レベルの低い人が集まるため、大量のアクセスを集めないと売上につながらないことです。このタイプのメディアはSNSなどでシェアしてもらうことにより拡散するため、短時間で広まりやすいです。また、SEOのアルゴリズムで評価基準にしにくい画像や動画に力を入れているのも特長の1つです。

検索流入型オウンドメディア

情報を財産として捉え、検索流入からのアクセスを集めることにより安定した売上を作ることが大きなメリットです。質の高いコンテンツは何年も何処かから流入が見込めます。デメリットとしては、成果が出るまで時間がかかるため、根気と投資が必要です。ちゃんと正しく質の高いコンテンツを更新していれば必ず出るのが検索流入型オウンドメディアの良いところです。失敗のリスクが少ないですね。

ブランド型オウンドメディア

顧客フォローをしてリピーター顧客獲得などの目的を持って運営をしているオウンドメディアが多いです。すでに商品や事業に対して信頼している人が集まるサイトです。

宣伝臭さが強めでも受け入れてもらいやすい媒体になっています。

ブランド型メディアにするためにはメディアだけでなく、事業全体が多くの人に信頼して貰う必要があります。

コカ・コーラなど認知度の高いブランド事業出ない限り、検索流入型オウンドメディアよりも根気のいるメディアです。

タイプ ソーシャル流入型 検索流入型 ブランド型
見込み客のレベル
開始後のアクセス 集めやすい 集めにくい 知名度に影響
大まかな特長 画像や動画を活用している 文量が多い 商品名や事業名がサイト名に入ってる事が多い
事例
  • BBQ GO!(日本ハム)
  • ニキペディア(プロアクティブ)

6.実際にサイトをつくろう!

USPとコンセプトを固める

検索上位になりたいキーワードを予め決めたら、そのキーワードで上位に表示されるサイトの強み、コンセプトを分析しましょう。これができていないサイトが多いから印象に残らないサイトが多く存在してしまうのです。

商品や事業のことを知りたくて訪れるわけではない人に対する集客アプローチなのに、オウンドメディアの差別化としっかりしたコンセプトが決まっていないのはとってもリスクが大きいんです。

似たような情報がはびこるインターネットで求められるサイトになるためには、事業の強みをふんだんに発揮した差別化戦略と、ターゲットの悩みにフォーカスしたコンセプト設計が重要になります。

サイトを作成する

これでやっと自社のオウンドメディアを作成することができます。ドメイン、レンタルサーバーを契約しましょう。できればドメイン取得時にサイト名(例:メディファンドposts)を含めると効果的です(僕はこれを知らなくて後悔してます。)。サイト名はサイトのイメージを印象づけできたり、覚えやすいものがおすすめです。サイトのファンになった人が後に検索しやすいような名前にしましょうね!

デザイン面においては、レイアウトがとても重要になってきます。CTA(クリックを促すボタン)を記事ごとに設置し、メールマガジンに取得してもらうための誘導をしっかり行いましょう。サイドバーに設置するのもいいです。

ライターを外注するなら制作を依頼している間にライターを探しておき、しっかり教育しておきましょう。文章力に長けたライターでも、サイト運営の方向性やターゲットを理解してもらう必要があります。また、サイトのコンセプトからずれない文章の書き方をしっかり伝えておきましょう。

オウンドメディア運営における三禁

1.宣伝したい気持ちを抑えるべし

オウンドメディアの最も大きなメリットは、宣伝だと思われないことです。普段調べ物をする際に情報を求めてどこかしらのサイトに訪れる機会があるかと思います。そのときに宣伝を受けた気分になる情報だと情報に対する信頼度が薄くなりますよね。

読者はただ単に情報を求めているだけです。

宣伝臭さがなければ読者はサイトのファンになります。もちろん、ファンになってから宣伝した方が成約率が高いのでファンにさせるようなコンテンツを作成していきましょう!

2.無意味なアクセスを求めるなかれ

「アクセスが増えない・・・」

サイトを開設したばかりの頃はどうしてもアクセスが集まりません。検索エンジンからの流入も少ないでしょう。かと言って話題性のあるおもしろネタとか、ニュースネタばかり書いていると財産としての蓄積度が低くなってしまいます。

SNSでシェアされやすいような一過性のネタは瞬間的なアクセスは見込めるのですが、どうしても継続的なアクセスは見込めません。

また、おもしろ系や可愛い系、話題ニュース系、エンタメ系はアクセスが集まりやすいです。しかし、これらのネタは成約に繋がりにくいんです。サイトの売却価格にも大きな差が出てきます。アクセス数よりも、最終的に販売したい見込み客をどれだけ集めれているかが重要です。

分野ごとのブログサイト売買価格比較

サイトの概要 販売価格 月間売上 月間コスト 営業利益 月間平均 PV
芸能人や著名人を中心としたエンタメブログ 30万円 5,184円 591円 4,593円 15,383
中古車一括査定のアフィリエイトサイト 180万円 58,000円 1,000円 57,000円 15,000

(引用:サイト売買Z|サイト売買の決定版。ウェブサイトの売買、売却、買取、M&Aならお任せ。

無理してアクセスを集めようとすると、サイトのコンセプトがずれて何屋さんの情報サイトなのかがわからなくなってきます。

情報を診てもらう中で「〇〇屋さんの情報だから信頼できる!」⇛「お願いするならここにしよう!」のように考えが変化していくとサイト運営側としてはうれしいですよね。

特定の読者のためになる情報であることを忘れずにコンテンツを増やしていきましょう。

3.コンテンツ作成を単なる作業として思わないように気をつけるべし

100記事書いたらアクセスが増えるとか、1記事2000文字以上書かないといけないとか都市伝説があります。

コンテンツを増やすことが第一優先事項になっていると、頑張っても結果が出ない自体に陥ります。そもそも100記事とか2000文字とか指定しようとしていることがナンセンスです。2000文字以上の記事だとユーザーの満足度が急に上がるなんてことはありません。

これはあくまで一般的な目安です。記事数に関しては、Googleのロボットがたくさん巡回してくれる可能性を高めるためにページ数がある程度の目安になっています。「100記事更新してもアクセスが増えない」と嘆いている人は大勢いますが、質の低い記事を100記事書いたところで誰もリンクを貼ってくれませんし、検索上位表示もされません。文字数に関しては検索上位を狙うキーワードでの検索上位サイトよりも質とコンテンツ量が多い記事が良いですね。

都市伝説の決まりを守る前に他のサイト運営者が引用したくなる記事をバンバン更新していきましょう!

そして、「読者はここまで読んで何をもっと知りたいだろうか」「何につまずくだろうか」「分かりにくい表現はないだろうか」といちいち考えながら記事を書いていくと、自然と文字数は多くなります。

僕の考えとしては、記事の数をがむしゃらに増やすよりも記事の質と文字数が多い記事を検索されやすいキーワードを用いて丁寧に書いていくことがおすすめです。

オウンドメディア運用に必要な5つの能力

オウンドメディアを自社で運営する際どうしても必要な能力があります。

全ての能力を持っている必要はなく、社員で作業を分担し、定期的に会議を行うことをおすすめします。

1.マーケティング力

オウンドメディアで最も重要視すべきことは最終的に販売するサービスの成約率です。

メディアからメールマガジンの登録者数が多くても、最終的な成約率が低くては意味がありません。

ではどうすれば最終的な成約率が下がらないようにできるのでしょうか?

それは、最終的に販売する商品よりも事業が顧客に提供できる価値を最大限にアピールできるメディアを構築することです。

高級車が欲しくて車の情報を求めてオウンドメディアに訪れ、最終的に販売する車がスズキの車種だったら成約率は下がりますよね?

オウンドメディアスケールではなく、事業全体スケールでのマーケティングが重要です。その後、小さいスケールとしてWebマーケティングの構築を行っていきましょう。オウンドメディアの運用は最終的に販売したいサービスから逆算してメディアの更新を行っていくことが重要です。

オウンドメディア内でのゴールはお問い合わせか見込み客のメールアドレス取得だと思います。

読者にとってお問い合わせやメールマガジンを取得するベネフィット(お客様が得られる明るい未来)は何かを明確にしておき、思わず次のアクションを取りたくなるコンテンツ設計を行っていきましょう。

ただコツコツと記事を更新するだけだと効果が半減します。

2.SEO対策技術力

安定してアクセスを増やすにはSEO対策が必要不可欠です。

”技術力”と大層なことを言いましたが、読者のユーザビリティの向上に務めるという意識があれば大丈夫です。その考え方の下、いろんな施策に出たら良いのです。

平均して1日で約2回のSEOアルゴリズムのアップデートが行われています。SEOアルゴリズムをすべて知っている人はいません。

外部リンクを無理やり貼ってもらったり、あからさまSEOキーワードの詰め込み等を行っては行けません。

小手先のテクニックで検索上位表示を狙うことをブラックハットSEOといいます。

GoogleはコピーコンテンツやブラックハットSEOを簡単に見抜き、検索上位表示させないようにペナルティを課します。正々堂々と読者のためになるコンテンツの配信を行い続けましょう!

3.Webアクセス解析・分析力

Google AnalyticsやSearch Console、Google Trend、キーワードプランナーなどを使い様々な情報を洗い出します。

  • どの記事がアクセスが多いのか
  • なぜその記事のアクセスが多いのか
  • 訪れたユーザーはどのような行動フローを経て離脱しているか
  • どのメディア(SNS、キュレーションメディアなど)からの流入が多いか
  • メルマガ登録までのコンバージョン率はいくらか
  • 内部リンクで見込み客教育するときのコンバージョン率はいくらか
  • どの検索クエリから流入が多いのか
  • 検索表示回数の割にクリック率が低い記事はどれか
  • 検索順位が高いのに検索流入が少ない記事はどれか
  • 記事のメタキーワードにおける検索ボリューム・競合性はどれくらいか
  • 過去と比較して掲載順位が下がっていて、改善できる記事はどれか

など、解析しなくてはならないことがたくさんあります。

ただ単に数字を出すだけではなく、改善するために行うので結果に対する原因追求が目的の解析です。

インターネットだとどうしても読者の顔を見ることができません。感想を受け取るのも困難です。解析データという少ない情報ではありますが、読者の正直な感想が解析データには込められています。

見にくい記事ならすぐに「戻る」ボタンを押されてしまいます。

「面白い!」と思ってもらえたらページの滞在時間は増え、サイト内の別の記事を読んでくれます。

アクセス解析はお客様の声として受け取ってください。

4.編集企画能力

オウンドメディアはまさに雑誌と同じです。コンビニで並んでいるような週刊誌やファッション誌、スポーツ誌など様々な種類があります。雑誌の中身の情報を求めている人に満足してもらい、雑誌内に散りばめられた広告を診てもらうことが目的です。

「また読みたい!」「紹介してあげたい!」「会話のネタにしたい!」

こんな事を思ってもらうためにはどうしても記事の質を高める編集長的役割の人が必要です。雑誌の編集長の主な仕事は

  1. 企画
  2. ディレクション
  3. 進行管理
  4. ライター教育(外注時のみ)
  5. 原稿編集

です。意外とたくさんやることがあって忙しそうですね(笑)

こちらのフォームからメールアドレスを登録すると弊社がライターさんへ送っているマニュアルの一部(SEOライティング)をお渡ししています。

SEO対策改善レポート無料発行フォーム

5.ライティング力

  1. コンテンツ型ライティング:読者が求める情報を分かりやすく伝え、満足してもらうために必要
  2. 行動を促すコピーライティング:内部リンク誘導や読者に問い合わせなどのアクションを求める時に必要

上記2つの能力が必要になるので、ライターを外注する際はしっかり教育することが重要です。

行動を促すコピーライティングに関してのお話をしてる記事がこちら↓

ネット上で利益を生むには?セールスライティングとコピーライティングの違い

文字数だけ稼いだような低品質な記事はサイト全体の評価を下げることになります。

SEOライティングができるライターがいればなお良いですね!

弊社の場合は外部ライターに原稿作成を依頼する前にライティングに関する教育を受けてもらっています。ワードプレスで記事作成を行う場合の技術的な情報や書き方を指導しています。

予めライターさんが作成した原稿をワード形式で受け取り、添削となぜその文章がダメだったのかのコメントをつけてライターに返送します。この過程でライターの能力が上がり、質の高いコンテンツが出来上がります。

まとめ

オウンドメディアを作って1年目でサイト制作費を回収したいというのは、株式を所有して配当金だけで株式購入費用を賄おうとすることと同じです。

また、企業の課税所得の避難場所として今後の安定集客につながるオウンドメディアの制作&運用を行うと良いかもしれませんね。

売却できるようにサイト設計をすれば、オウンドメディアは広告媒体の枠を飛び越え、価値が上がり続ける不動産としてみなすことができます。

売却できるオウンドメディア制作&運用のお問合わせは下記リンクから。

”売却できるオウンドメディア”完全運用サービス(初年度50~100%キャッシュバックあり)